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近年であれば住宅ローンを組む際、多くの金融機関は団体信用生命保険に加入することを義務付けています。この団体信用生命保険に加入すると、住宅ローンの返済中に契約者が万が一のことがあった場合、ローンの残債に応じた保険金が金融機関に支払われ、残された家族が負債を背負わず、住宅を失わないようにするものになります。しかし、以前に何らかの理由でこの団体信用生命保険に加入せずに住宅ローンを組み、残債のある不動産を相続してしまい、住宅ローンの返済ができなくなることがあります。このような場合を事例ごとに考えてみます。
両親が住んでいたマンションを相続したが、住宅ローンが残されていることを把握せずに相続したケースを紹介します。債権者が競売の申し立ての差し押さえの登記をしたことで、住宅ローンの返済義務があることを知り、任意売却を検討することになりました。このマンションは差し押さえられた物件でしたが、売却代金のみで住宅ローンの残額の返済ができる優良物件でしたので、債権者との交渉も順調に進み、任意売却もスムーズに進みました。
参照元:センチュリー21広宣公式HP(https://ninibaikyaku.com/jirei/index.html)
唯一の身内である父が亡くなり、相続手続きが終わると思っていたところ、金融機関から督促状が届き、住宅ローンの残りがあることが分かりました。パートタイマーの自身でとても払える額ではなく、役所の無料法律相談にいき、任意売却制度を知ることになりました。その後任意売却を行い、公営住宅に無事に引っ越しできました。
参照元:任意売却エージェント.com公式HP(https://ninbai-agent.com/sidejirei7/)
住宅ローンのついた両親が住んでいた自宅を任意売却したケースを紹介します。住宅ローンの途中でなくなり、2つの金融機関からローンがあり、1つの金融機関からのローンは団体信用生命保険に入っていなかったために、任意売却を検討しました。任意売却をする前に相続登記をし、団体信用生命保険に加入している金融機関には保険金の手続きをしました。団体信用生命保険に加入していない住宅ローンを支払うために、不動産の売買契約を実施し、抵当権の抹消の手続きを手配し、その後売買代金決済と引き渡しをし、売買代金から売買諸費用と住宅ローンの残額を引き、手元にお金が残りました。
参照元:ごとう任意売却相談センター公式HP(https://www.goto-office.jp/15543784682880)
引用元:リスタート
https://r-start.jp/
引用元:エイミックス
https://a-mics.com/
引用元:ライフソレイユ
https://ninibaikyaku-soleil.com/
※リースバックとは、不動産を売却したあとに、買主と賃貸契約を結ぶことで同じ家に住み続けられるしくみです。必ずしもすべての案件で利用できるものではなく、条件や審査の結果によっては対応できない場合もあります。詳細は各社へ直接ご相談ください。
力丸 修也
団体信用生命保険に加入していない場合、不動産の相続後も住宅ローンが残ってしまいます。相続とは、マイナスの資産である住宅ローン等も引き継がれることを忘れてはいけません。払えない場合は、任意売却の手続きを早い段階で考えることがよいでしょう。込み入ったケースでも任意売却のサポート企業は、法律の専門家と連携し解決に導いてくれます。